防犯対策
自転車の防犯登録をするメリット
自転車を購入すると、ほとんどの人が「防犯登録」をするはずです。自転車の防犯登録は、盗まれた時のための対策です。防犯登録をすると、その自転車の情報が警察の端末に登録される仕組みになっています。そのため、盗難に遭った自転車が見つかると、警察から持ち主に連絡が入ります。もしもその自転車に他人が乗っていれば、誰であろうと警察に捕まります。
また、盗難の後に違法駐輪をされ、それが撤去されてから防犯登録のデータをもとに連絡が入ることもあります。撤去された自転車を持ち主が引き取る場合には、撤去にかかった費用を払わなければいけません。これは何となく理不尽に感じるかもしれませんが、防犯登録のシステム上、仕方がありません。
このように防犯登録をされている自転車を盗むと、警察に捕まる可能性も高くなります。そのため自転車を盗もうとする者は、防犯登録がされていない自転車を選ぶことが多いようです。 つまり、防犯登録をしていることは、防犯対策をしていることになるのです。
さらに防犯登録をしている自転車が多いことは、自転車の盗難をやめさせる効果もあると言えるでしょう。防犯対策は空き巣や強盗に備えるようなものばかりとは限りません。身近なところで、意識せずに行っている場合もあるのです。