防犯対策
地域で取り組む防犯パトロール
犯罪の増加に伴って防犯に対する意識も高まり、何らかの対策を行っている人も多いようです。防犯グッズも数多く出回っているので、様々なケースを想定して備えている人もいます。 しかし、個人で行う防犯対策には限界があります。
やはりその地域そのものに犯罪者を立ち入らせないようにするのが一番の対策です。そのためには、個人だけではなく地域ぐるみでの防犯対策が必要です。中でも高い効果があるのが「防犯パトロール」で、これは警視庁でも推奨している防犯対策です。
数人がまとまってパトロールをしていれば、たとえ犯罪者が地域に紛れ込んでいても、それを見て逃げ出していく可能性が高いでしょう。犯罪者にしてみれば、無理をしたり捕まる危険を冒してまで、何かをしようとは思わないのが普通です。
このような防犯パトロールを行うためには、地域全体の協力体制が必要です。少数の人ばかりに負担がかからないように当番制にしたり、様々な取り決めもしなければいけないからです。 最近は夫婦で働いている家庭も多く、近所付き合いが希薄になっています。
このような状態が犯罪を増やす要因にもなりますし、地域の防犯対策を停滞させることにもつながります。安心して生活ができる環境を作るために、近所付き合いをするよう努めてください。